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こえにならない、こころのこえ

ホリスティックってなんぞや。

私が学ぶホリスティックとは一体何なのか。

この言葉自体は概念と言うか、ものの見方の話です*

 

ホリスティックとは、

"全体としての何なのかという捉え方”のことを指します。

 

"Holistic"はギリシア語の”Hole”を語源とし、「全体的」などと訳されています。

”ホリスティック”なものの見方は、孤立した個ではなく、全体として捉えること。

身体だけでなく、目に見えない心や気やエネルギー、精神、魂、さらには社会環境、家庭環境、地域、自然環境、地球や宇宙も含めた様々な視点が必要となるのです。

なんだか急に壮大な話になりました笑

 

西洋医学は、症状を個として捉えます。

病院などでは、○○科…などに分かれていてそれぞれの専門医が診ていることが多いと思いますが、それはホリスティックなものの見方ではないのです。

 

例えば、肌荒れがあったとします。

じゃあ肌荒れを治そう!と症状を抑えるためにステロイド剤etc…を塗るわけですね。

その肌の症状だけを治そうとする。抑え込もうとする。

 

でも、その肌荒れの本当の原因ってなんだろう?

 

環境によるストレスや精神的なストレスがあるかもしれない

修復機能が正しく機能していないのかもしれない

修復するための栄養が足りていないのかもしれない

修復するために栄養を運ぶ血液が足りていないのかもしれない

免疫がそもそも落ちているのかもしれない

他の身体の臓器の機能が落ちているのかもしれない…

 

一歩下がって全体をみて治療しないと

原因の根本解決にはなりません。

つまり、同じ症状を繰り返すのです。

 

西洋医学は身体の一部の改善に特化していますが、救急には大変優れています。

素早く作用する薬がたくさんあります。

でも、それは使いどころがあるのです。

 

西洋医学や医師を、妄信してはいけません。

薬を貰って安心する人

医師にすべてお任せしますと言って病院へ来る人

本当にそれでいいのかしら?と毎日病院にいて考えてしまいます。

 

全ての療法は、「自分で治すためのサポート」なんです。

一歩下がって俯瞰して、原因を考察してほしいなぁと思います。

 

でも同様に、西洋医学を全く頼りませーん!っていうのも

ホリスティックな心ではないのです。

その頑なさは、偏っているのです。

西洋医学やケミカルなものが必要な時もあるんですよ。

 

全体として捉えること

またそれを受け入れられる心のしなやかさ

 

それがホリスティックなものの見方だと私は思います。

 

療法の話だけではなくて。

人間関係、コミュニケーションにおいてもそうです。

自分と違った考えを否定しないこと。

俯瞰して、どこからその人がものを見て話しているのか?

全体を捉えて、受け入れる。

正しい正しくないのジャッジが入る場面ではないのです。

 

この、”心のしなやかさ”というのが最も面白くて

すごーく重要で難しいのですが…!

(どの療法を選択するかや、ストレスや免疫を考える上でも!)

 

それはまたの機会に詳しくお話ししますね。

 

学べば学ぶほど、全てが繋がっているのだと、自分が宇宙の一部なのだと実感します。

代替療法を取り入れる前に、まずはものの捉え方から取り入れてみてください。